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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・

日: 2021年1月29日

終局直前の盤面

【問題・白番】手抜きの隙をつく

白3は次に白Aのトビ出しを狙っています。

黒4はあとがどうなっても無駄のない利かし。

黒が6と、白のトビ出しを防いできたらどうなるでしょうか。

何か事件を起こさないと、左辺の白はそのまま飲み込まれてしまいます。

白で手筋を放ちましょう!

『正解』切りしかない

何か事件を起こすなら、白1と切るしかありません。

そして、黒8までは一本道に見えます。

『正解続き』一線のコスミが手筋

白1が起死回生の手筋です。

白7まで綺麗に黒を取ることができました。

最終的には「両押す手なし」という形ですね。

『正解変化』さらに一線のトビが手筋

白1に黒2とダメをつめてきたら注意が必要です。

黒2には白3の一線のトビだけが正解です。

その他はうまく連絡できません。

『正解後の失敗」安易な発想

簡単に考えてしまうと白1、3と打ってしまいそうです。

しかし、これは黒4でアタリにされてしまい、そのまま白は取られてしまいます。

正しい攻防は

正解図は一本道に見えましたが、実は黒4がありました。

白5には黒Aでコウにハジく狙いがあります。

白5には黒Bで攻め合いを仕掛ける手もあるでしょう。

いずれにしても少し白が苦しそうです。

実戦の進行

実戦は何かを察したのか、黒1と守りました。

長男も、多分読み切っているわけではないと思いますが、勘が鋭いですね(笑)

子どもというのは勝負所でツブれないようにするのがうまいものです。

でも、せめて黒1では、黒Aで守って下辺白にもプレッシャーを与えていきたいところでしたね。

9路・第30〜31局

次男の対局には、色んなマイルールがあるようです。

・まずは青色の碁石で五子置く。

こんな感じ↓

・赤を全滅させたら強制的に終了。

そして、勝ちましたと言わんばかりに「ありがとうございました」と挨拶をしてから片付け始めます(笑)

・そして、赤を持ってもう一局

次男は

終局もよく分かっていないけど

数字の計算もできないけど

コウもよく分かっていないけど

というよりルール全体がよく分かっていないけど…。それでもこの年で囲碁を楽しんでいるのは立派だと思います!

将来は大物になる予感しかない!

(親バカがはじまったよ)