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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・

月: 2021年1月

先日、見事にガチンコ九子対決は第10局目で卒業しました。

のはずでしたが…。

その後のガチンコ八子対決は長男の三連敗。

勝敗はどうでもいいのですが、肝心の内容が悪いので、無慈悲な行いが発動しました!

永代「九子でやり直し!」

ということで、またガチンコ九子対決が再始動してしまいました…。

ガチンコ九子対決・延長戦(第11〜13局)

えーと、勢い余って一日に3局も打ちました。

そして、結果は永代の3連勝。

まぁ、最近の打ちぶりからすると、そうなるような気がしましたね。

ここで、実戦からちょっとした問題を出します。

白先・黒死

よく「辺の六死八生」という格言がありますね。

辺の二線に真っ直ぐ伸びている石の数で、生き死にを判断するというものです。

六子…どちらの番だとしても死に。

八子…どちらの番だとしても生き。

七子…早い者勝ち

問題図は黒が二線で七本ですね。

これは早い者勝ちということになります。

『正解』

白1から狭めて、続けて白3と狭めます。

そして、白5の「三目中手」でフィニッシュ!

見事に黒が死にました。

ちなみに続いての黒Aには白Bと緩めるのが好手。

白が焦ってオサえようとすると、コウになったりもするので注意が必要です。

最後まで気を抜かないでくださいね。

『失敗』

白1から狭めるのは手順が悪く、黒2のサガリが先手で利いてしまいます。

黒4で綺麗に生きています。

これは白の失敗です。

当然、私はこの黒をしとめたわけですが…(笑)

連敗街道まっしぐら

長男は同じ日に、おじいちゃんにも2敗していたようです。

5連敗はきついなぁ…。

明日の洪道場もなかなか勝てないだろうし、しばらくは負けのオンパレードですな。

子どもというのは本当にムラがあり、調子が良いときと悪いときの差が激しいです。

こういうときは勝負以外のところでケアしてあげないとなぁ。

明日の午前中は公園にでも行って、気分転換させよう。

キッズカップは未就学児だけが参加できる大会です。

ただし、19路で最後まで打てることが条件になっているので、未就学児にはややハードルの高い大会となります。(終局時の整地はスタッフがやってくれるのは安心です)

毎年、3月末に開催されるので、年度終わりに一年の集大成として人気の大会になっています。

長男のキッズカップ

長男の初出場は年少(4歳)のときに、20級で参加しました。(2019)

結果は4局くらい打ったかと思いますが、何とか1勝できました。

「参加できただけで良し」という感じだったので、一勝できたのは立派でしたね。

年中(5歳)のときには初段くらいになってるかな〜と思ってましたが、5級くらいで申し込んだと思います。(2020)

目標未達(笑)

しかし、コロナの影響で大会は延期になったのです。

さらに延期の期日に近づいてもコロナは一向に収まる気配を見せませんでした。

ということで中止に・・・。

去年の大会で年長だった子どもは、最後に参加することができないのは残念なことでしょう。

今年(2021)のキッズカップは・・・

3月は延期となりましたが、延期予定日の8月には開催されそうな気がします。

(3月に未就学児だった子どもは参加できます)

長男は3月のこの大会に合わせて三段くらいになっている予定でした。

この目標は多分達成できるとは思いますが、延期になった8月には四段、欲を言えば五段くらいになっていてほしいですね。

それくらいになれば優勝争いに加われると思います。

逆に言うと、8月で三段だと大穴扱いかと思います。

そして、次男のほうは3月に19路で打てるまでになれるかは怪しいところでした。(無理矢理に出そうかなと思ってましたが)

8月なら問題なく参加することできるでしょう。(勝敗は別として)

年少のときに参加することができれば、それだけでご褒美をもらえるのですが・・・。

前回はくまもんのぬいぐるみが用意されていました。

8月だと年中になっていますが、年少扱いをしてくれるかな?(笑)

登竜門

プロの棋戦だと新人王が一流棋士への登竜門になっています。

プロを目指す子どもは少年少女の小学生の部の全国大会優勝でしょう。

しかも、なるべく低い学年のうちに・・・。

そして、このキッズカップも盛り上がりを見せていて、ここで優勝することが一種のステータスのようにもなってきています。

長男が院生、その先のプロ、そしてさらに先にある名人を目指すのであれば、キッズカップは優勝しておきたいところですね!

さて、どうなるか楽しみです。

9路・第34〜36局
詰碁で苦労している長男の横で、しれーと打ってました。

最近はシチョウが分かってきたかな。

二線の切り取りも結構できるし、石を取る手筋は少しずつ覚えてきました。

やっぱり、子どもは石を取る手筋から覚えていきますね。

次はゲタあたりを教えてみようかな。

アットホームな囲碁教室
神奈川県のあざみ野駅から徒歩5分ほどのところで囲碁教室をしています。

現在の生徒は全員が女性で、私がルールから教えた方がほとんどの教室です。

棋力向上!というよりも、みんなで集まってほのぼのと囲碁を楽しみましょうという雰囲気です。

長寿囲碁教室
そして、驚くことにこの教室は10年以上続いています。

永代塾内では1、2を争う長寿囲碁教室となっています。

さらに驚きはこれだけではありません。

なんと!

まだ皆様はそこまで強くないんです…。

(ボソッ)

棋力で言えば15級を上回っている人はいません。

棋力向上ばかりが、囲碁の楽しみ方ではないですよね。

あざみ野の生徒さんは人間的にも素晴らしい方ばかりで、講師として「とても楽しく、良い意味で気楽」に指導させていただいています。

このような教室が全国中にあれば、囲碁はもっと普及すると思います。

私の自慢できる囲碁教室の一つです。

あざみ野女性教室

東急田園都市線のあざみ野駅から徒歩5分のところにある「アートフォーラムあざみ野」で囲碁教室をしています。

隔週の木曜日で月に2回の開催です。

興味のある方はお問い合わせください。

9路・第32〜33局

自分がここに打ったら(1)

相手がここに打ってきて(2)

それなら自分がここに打つ(3)

これが囲碁で基本的なものとされている「3手の読み」です。

囲碁を始めたばかりの頃は、次に相手からここに打たれたら自分の石が取られちゃう、という感じの「1手の読み」から始めます。

それが少し進化すると「2手の読み」ができるようになるのですが…。

そして、次男との対局で…。

私が白1とハネたところです。

私も白石を取ってもらうように一生懸命に打ってます(笑)

この先は結構どうやっても取れますよね。

さあ、どう取ってくるかと見守っていたら…。

黒1と打ってきました。

まぁ、普通の手です(笑)

しかし、その後に次男の放った言葉が

「白がここ(A)に打ったら、ここ(B)で取っちゃうよ」と言うんですよ。

いやー、もうこの子は「天才」だと思いました。(親バカ)

だって3歳児が、もう3手の読みをしているんですよ!

すごいでしょ。

いつの日も、親バカがあるからこそ子どもたちの才能を伸ばせる部分は大きいと思っています。

自分の子に才能がないと思えるものは、やらせにくいですよね。

それでも才能がなくても親バカで応援してれば、遅まきに才能が開花することもあるかもしれませんけどね!

親バカ万歳です!

終局直前の盤面

【問題・白番】手抜きの隙をつく

白3は次に白Aのトビ出しを狙っています。

黒4はあとがどうなっても無駄のない利かし。

黒が6と、白のトビ出しを防いできたらどうなるでしょうか。

何か事件を起こさないと、左辺の白はそのまま飲み込まれてしまいます。

白で手筋を放ちましょう!

『正解』切りしかない

何か事件を起こすなら、白1と切るしかありません。

そして、黒8までは一本道に見えます。

『正解続き』一線のコスミが手筋

白1が起死回生の手筋です。

白7まで綺麗に黒を取ることができました。

最終的には「両押す手なし」という形ですね。

『正解変化』さらに一線のトビが手筋

白1に黒2とダメをつめてきたら注意が必要です。

黒2には白3の一線のトビだけが正解です。

その他はうまく連絡できません。

『正解後の失敗」安易な発想

簡単に考えてしまうと白1、3と打ってしまいそうです。

しかし、これは黒4でアタリにされてしまい、そのまま白は取られてしまいます。

正しい攻防は

正解図は一本道に見えましたが、実は黒4がありました。

白5には黒Aでコウにハジく狙いがあります。

白5には黒Bで攻め合いを仕掛ける手もあるでしょう。

いずれにしても少し白が苦しそうです。

実戦の進行

実戦は何かを察したのか、黒1と守りました。

長男も、多分読み切っているわけではないと思いますが、勘が鋭いですね(笑)

子どもというのは勝負所でツブれないようにするのがうまいものです。

でも、せめて黒1では、黒Aで守って下辺白にもプレッシャーを与えていきたいところでしたね。

9路・第30〜31局

次男の対局には、色んなマイルールがあるようです。

・まずは青色の碁石で五子置く。

こんな感じ↓

・赤を全滅させたら強制的に終了。

そして、勝ちましたと言わんばかりに「ありがとうございました」と挨拶をしてから片付け始めます(笑)

・そして、赤を持ってもう一局

次男は

終局もよく分かっていないけど

数字の計算もできないけど

コウもよく分かっていないけど

というよりルール全体がよく分かっていないけど…。それでもこの年で囲碁を楽しんでいるのは立派だと思います!

将来は大物になる予感しかない!

(親バカがはじまったよ)

2021年1月28日

【永代】個人レッスンの一例

By igosalon

『黒番』どちらにトブ?

白1とツメられたところですが、黒はAとBのどちらの一間トビが良いでしょうか?石の強弱判断や、次の狙いを考えてみましょう。

余裕があれば、黒がAやBと受けなかったら白からどのような攻めがあるかも考えてみましょう。

『失敗』白に響かない

白1に黒2(A)と打つのは利かされです。

右辺からは手を抜かれて、白3と上辺から攻めながら白模様を広げられてしまいます。

黒としては黒2と打っても、右下の白には全く響いていません。ただ、何気なく打った一手となってしまうでしょう。

『失敗変化』受けてくれるならラッキーですが

黒2(B)に白3と受けてくれれば、今度は逆に黒が利かしました。

黒Aにしっかりと備えても良いですし、上辺の打ち込みや、右下の三々へ手を抜くのも良いでしょう。

黒の失敗に白もお付き合いしてくれました。

『正解』次に狙いを持つ

黒2(A)と上辺に寄せてのトビが正解です。これなら白3の受けは自然です。

これである程度強化されたので黒4などと手を抜くことができます。

あとで白Aと攻撃されても、今度は黒Bと反撃することができます。

右辺の黒はそこまで弱い石ではなくなっています。

白3で上辺から手を抜いてきたら、黒は打ち込んでいっても楽な展開ですね。

黒2(A)がしっかりと役に立ってきます。

個人レッスン(対面)のご案内

個人レッスンは永代塾囲碁サロンにて承っております。

生徒の課題に合わせた講義や、質問など自由にリクエストすることもできます。

指導碁の最中に気になったところのアドバイスも受けられますし、局後の検討もゆっくりとしっかり受けられます。

これもマンツーマンで指導を受けられる、個人レッスンだからこそのサービスです。

詳しくは下記をご覧いただき、お気軽にホームページのお問い合わせまでご連絡ください。

教室・レッスン

2021年1月27日

【次男】次男をダシに…

By igosalon

9路・第26〜29局

長男のほうは前から「対局するかー?」と誘っても、やる気がないときは空返事です。

そこで、最近になって使っている技は…。

「次男、打とうか〜?」です。

そうすると、なぜか長男がいきなり「自分が打つ!」と張り合ってきます(笑)

しかし、そうは問屋がおろしません。

対局の選択権は、もうすでに次男に移っているのです。

最近はここを厳しくしていて、一回断ったら順番が後回しになるということを植え付けています。

チャンスがいつでもあるものと思うなよ!ということです(笑)

これまでは次男も囲碁ができなかったので、この作戦は使えませんでしたが、最近はとても有効な技として成立しています。

いつまで持つか分かりませんが、しばらくはこれでいけますね。

ということで次男に選択権がいくのですが、次男は大体が喜んで対局をします。

次男のやる気の元は…?

まず、次男には絶対に勝たせてあげます。

これまで囲碁インストラクターとして培ってきた技術を総動員して勝たせてあげます!

題名にある局数=勝ち星数だと思ってくれてかまいません(笑)

ちなみに長男のときも初段近くになるまでは負け続けてあげて、500連敗くらいしました。

(この話はまた後日にでも)

そして、次男が喜ぶ最大の理由は、勝てることではありません。

実はご褒美シールをもらうことです。

これはご褒美でシールをもらうということではありません。(それだけでも子どもなら嬉しいかも?)

数字がふってある台紙を壁に貼ってあるのですが、これが決まった数に到達するとご褒美がもらえるのです(笑)

単純な次男はこれで次々と対局していき、いつの間にか棋力が上達していくわけです。

仲邑菫ちゃんのように自分から囲碁をやりたい!と言える3才児はほぼいません。

もしいるなら、絶対にプロを目指したほうがいいです。

うちの子たちにはそんな才能はありませんので、何とか気分良く囲碁をやってもらって、そのうちに囲碁の楽しさに気付いてもらえればと思います。

子どもによって性格が違うので、何が良いかというのはそれぞれかとは思います。

それは子どもの一番の理解者である親が考えれば良いことです。

自分も正解は分からずに手探りで模索する日々ですが、ぼちぼちやっていこうと思います。

ということで午前中に3局打って、夜にもう1局打ちました。

これで次男は4枚のシールをゲット!!

まぁ、碁盤上の話はまた今度にでも(笑)

2021年1月26日

ネットで囲碁指導始めます。

By igosalon

オンラインで囲碁指導

自宅で永代囲碁塾インストラクターの本格的な個人レッスンを受けてみませんか?

一対一のレッスンなので、それぞれの課題に合った指導が受けられます。

詳細

講師:永代和盛インストラクター

受講時間・料金:(税込)

① 1時間30分 / 6,600円

② 2時間       / 8,800円

使用サイト:「野狐」又は「東洋囲碁」など

内容:

①指導碁

②音声検討(要・別アプリ)

③指導碁などの棋譜添削

④テーマ別講座

初回のレッスン前にはヒアリングを行います。(棋風、得意、不得意、勉強したい分野、適した勉強方法、それぞれのご要望など)

上記の内容を自由にカスタマイズできますので、受講者個人の課題に合わせて、講師と相談のうえ決めていきましょう。

受講日時は随時、講師とご相談。

音声アプリを使用の場合は下記などを使用(要相談)

・ビデオ通話なら「ZOOM(ズーム)」

・音声通話なら「LINE(ライン)」など

支払い方法
・銀行振り込み

・LINEペイ

・PayPay

個人レッスンの強み

個人レッスンは指導碁を打って、少し検討して、はい終わりというものではありません。受講前の準備から、受講後のアフターケアまでをセットでお考えください。決して値段に負けない価値を提供させていただきます。

①それぞれの課題に合わせて、教材もご用意。
②指導碁の棋譜は添削して、次回までにお渡し。

③ご要望があれば棋譜なども事前にお送りいただき、受講用の資料をまとめます。

ご質問やお問い合わせ

サイト内の「お問い合わせ」か、下記までお気軽にご連絡ください。

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