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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・

日: 2019年7月1日

2019年7月1日

碁聖戦 第一局

By igosalon

「許家元碁聖VS羽根直樹九段」

黒番が羽根九段です。

最近、絶好調の羽根九段は「AI流は合わないから」と言って使わないタイプです。AI流を使わない棋士がどこまでいけるかが楽しみではあります。

私の意見としてはAIを真似して、調子を落とす可能性もあるでしょうから、これはこれでアリだと思っています。自分を貫き通すのは格好いい!!

立ち上がり

↑黒番の羽根先生は、小目から小ゲイマジマリを今でも愛用しています。これはAIが打ってはいけない手と認定しているものです。

↑右下の白からのカケはAIが大好きな手で、こうなると白の勝率が上がります。黒番の羽根先生は受けて立つと言った感じですね。
AIにとことん反発している羽根先生にシビれますね。

羽根九段の勝利!

↑終局図です。
左下の4分の1ほどの白が全部死んでいます。
左下は白1と打っても黒2で二眼はありません。これはセキの形に見えますが、そうではありません。最終的にダメが詰まると白から黒三子を取らなくてはいけないからです。三目中手で死にです。

白1で2のほうへ打っても、今度は黒から2と打たれて四目中手です。ここは見合いの関係になっています。

↑白3と中央黒を取りにいっても黒4で中央脱出と、黒6が見合いです。結局は左下白の4分の1は死んでしまうのです。

平成四天王

平成四天王である張栩九段が名人を取りました。
平成四天王の羽根九段もタイトルホルダーに加われるか。
今後が注目です。