昼の部が終わり、夜の部へ。
昼の部の詳細はこちら↓↓
夜の部
夜の部は金秀俊プロと白石勇一プロが残り、首藤瞬プロと星合志保プロが加わり、棋士が4人も集うという豪華なイベントとなりました。これからメインイベントが始まります。
プロレス碁
メインイベントはプロレス碁です。
プロレス碁は名前が物騒ではありますが、そこまでのものではありません。
まずは二人ずつがタッグとなります。
今回は永代の独断で下記としました。
「 金秀俊プロ & 星合志保プロ 」
VS
「 首藤瞬プロ & 白石勇一プロ 」
一人ずつ代表者を出して対局していきます。
そして、残った一人は大盤解説を行います。
ここでプロレス方式のルールが出てきます。
なんと!
いつでも自由なタイミングで、パートナーとタッチして交代してよいのです。
・シノギが苦手だからパートナーに任せよう。
・詰碁が苦手だから・・・以下同文
・負けましたを言いたくないから・・・(笑)
などなど、色んな理由で交代することができます(笑)
そして、観客側からすると少し前に打った本人がリアルタイムで解説してくれるというのがいいですね。どういう気持ちで打ったかを自分で解説するのです。
NHK杯などを見ていると、解説者は他人の碁になってしまうので無難なことだったり、「分かりませんね~」だったりを連発するというのはよく見る光景かと思います。
しかし、プロレス碁ではそれがありません。見ていて気持ちが良いものですよ。
プロレス碁スタート
首藤瞬プロ VS 星合志保プロでニギリをしました。
ニギリの結果、金プロ&星合プロの黒番となりました。
このまま最初の数手を打っていたのですが、解説は金プロと白石プロです。この金プロの解説がとても面白い!
金プロのNHK杯の解説を見た方は分かっているかもしれません。とにかく見ている人を楽しませようとするサービス精神が旺盛で面白いのです。
一転、対局者となるとこの厳しい表情。勝負師の顔になりました。
そして、解説者になるとニコニコと面白い。
対局者となると・・・・の繰り返し。
と、こんな感じで繰り返していました。オンとオフの切り替えが素晴らしい・・・。
【 全体図 】
カウンターの中にはお手伝いをしてくれた、宇佐美太郎インストラクターと矢野瑞季インストラクターがいますね。
さて、ここで星合プロが・・・。
星合プロ「怒られるような手を打っていいですか・・?」
これには解説者を含めて、会場中で大爆笑!
うーん、センスがありますね~(笑)
タイムアップ
そうこうしているうちに終了のお時間となってしまいました。
終局図はこちら↓↓
難しい形勢ではあるそうですが、少しだけ「黒・金プロ&星合プロが優勢」かという感じみたいです。
敗因(だとしたら)は、序盤に白石プロが様子見で打ったつもり手を、引き継いで首藤プロが正面からハッスルしてしまったことにあるようです(笑)
前評判ではパワフルな3人組(金・白石・星合)に囲まれた冷静な首藤プロが誰と組んでも可哀そうという感じだったのに、結果は一番ハッスルしていたと・・・(笑)
色々と分からないものですね。
夜の部(後半)へつづく