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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・
2018年9月24日

国際アマチュアペア碁選手権

By igosalon

昨日、関東甲信越ブロック予選に小田彩子・永代和盛ペアで出場しました。

結果は4連勝で優勝しました!

これで日本代表として、12月1日~2日で行われる世界大会に出場してきます。

12月2日にはハンデ戦の荒木杯ペア碁大会がありますので、皆さまもご参加いただきながら小田・永代ペアを応援するというのはいかがでしょう?(笑)

今回はこれまでの関東甲信越予選の中で、一番のハイレベルな出場メンバーだったと思います。
全国大会優勝メンバーがゴロゴロいました。

実は、組み合わせを見た瞬間は少し大変そうだなとも思ったのですが、即席ペアには負けられないないう気持ちもあったので何とか優勝できてよかったです!

一回戦 林田茜・府川ペア 】

立ち上がりは、実戦不足が露呈してすごく苦戦しました。

4局の中で一番の出来の悪さです。それでも、最後は何とか勝ててほっとしました。

局後に林田茜ちゃんが手どころで大人三人が誰も気付いていない読みを披露したときは頭を抱えました。将来性抜群です。

【 二回戦 矢野瑞季・田辺ペア 】

矢野さんは永代塾囲碁サロンでも講師として活躍してくれています。
元院生の実力者です。

田辺さんも千葉県代表に何度もなっている実力者。
ペア戦の安定感には定評があるなぁといつも感じていました。

どちらも永代は初対局です。

前回はこのペアで予選を勝ち抜いて世界戦に出場している実力派ペアです。

内容は相手の見損じもあり、形勢有利に。
その後も事件は起こりそうでしたが、何とか乗り切って勝利。
一回戦よりは我々二人も調子が戻ってきているような気がしました。

【 三回戦 平岡夫婦ペア 】

言わずとしれた熟練ペアです。

ペア碁は個人ずつの実力も大事ですが、どれだけ二人の息を合わせるかというのも大事な要素です。
平岡聡さんは本当にペア碁のプロと言えるくらいの達人です。
普通に個人としても世界アマで優勝している実力者ですしね。強敵ペアです。

序盤はリードを奪いながらも、なかなか決め手を与えさせてくれません。
最後はこちらが決め手を逃して逆転までされてた感じですが、相手の見損じもあり再逆転。
ここも何とか勝ててこれで決勝進出。
内容的には不満は残るものの、調子は出てきた気がします。

【 決勝 宇根川万理江・瀧澤雄太ペア 】

さあ、ラスボスです。
実は何を隠そう、このペアは去年の世界チャンピオンペアです。

18年ぶりの日本優勝をもたらしてくれました。
(11連覇中の韓国を止めた)

しかし、去年は私達ペアが出場していません。
大会が始まる前に

「去年は世界優勝おめでとうございます。でも、我々が出ていないのでまだ認めません。」

と、冗談とはいえ大口を叩いてしまったので負けるわけにはいきません。

序盤は相手が軽くリードしていたと思いますが、中盤に入ってからはこちらが優勢になっていたと思います。
しかし、中盤の終わりで、瀧澤さんの仕掛けから宇根川さんの好手のコンビネーションで一転、ピンチに。
読みを入れて、何とか食らい付きました。
この時点では追いつかれたか、少々逆転されているような感じです。

ただ、まだまだ細かいので四人全員が自分が悪いというような意識でヨセを打っていたと思います。

一進一退の攻防でしたが、最後に私が一目を得しようと思い、切りを入れたのがハイライトでした。
それに正確に受け切れば、私たちは半目負けでした。
しかし、相手は受けを間違ってしまい、手入れが必要に。
痛恨の敗着となりました。

ただし、時間のない中でかなり難しく正確に対応しないといけないような場面でしたが、四人全員が分かっていませんでした。
局後の検討で好手順を発見して失着だと分かったくらいです。

劇的な半目勝ちで去年の世界チャンピオンペアを降しました。

何とか優勝できて良かったです。

12月の世界戦も頑張ります。
日本の二連覇目指して頑張るぞー!

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