八子・第3〜4局
八子局を2連敗した長男は、卒業したはずの九子に強制送還されました。
それでも最初は連敗したものの、すぐに連勝し返してきたので、お父さんはやっぱり九子はやめました。
だって、しんどいんだもの(笑)
ということで八子が復活です。
復活直後は長男の負け。
人生の厳しさを教えているしだいでございます。
ただ、さらに人生の厳しさを教えてあげようと迎えた第4局目。
ずーと白がうまくやっているように見えて、なかなか逆転までにはいきません。
終盤のほうで、長男は「この碁は勝ってる気がする」と生意気にも母親に言っていたのですが「それを言うと、父さんは本気で勝ちにくるから、言うのはやめたほうがいい」とのコメント。
そりゃそうだ。
そんなことを言われて燃えないわけにはいかない。
たった5目くらいの差だから逆転してやる!
しかし、そうなったのは終局まで残り20手ほど。
「この手数でどうやって逆転すんねん!?」
と一人ボケ突っ込みをしそうになりました。
しかし、黒のミスに助けられて、結局は盤面でジゴになりました。
ふー、危ない、危ない。
面白い手・(白番)
対局中に出てきた場面です。
白番で面白い展開になります。
解答
白1が好手です。
黒はすぐに取り返すとウッテガエシになるので、黒2。
さらに白3が先手で利くのがミソです。
白5で隅の黒がきれいに取れました。
再問題・黒番(変化図)
前の図の白5を手抜いたらどうするか。
これが変化図の問題です。
黒番ですが、詰碁によく出てくる形です。
『正解』
部分的には黒1が眼形の急所です。
黒5までほぼ二眼があります。
しかし、この形は白△があるため、続けて白Aとホウリ込めばコウにはなります。
ただ、白もコウに負けると右辺の白が全滅するので、あまり現実的な問題にはならなそうです。
『失敗』
部分的には黒1では失敗です。
白2が「敵の急所は我が急所」の格言どおりの好手。
白6として、次に白からAとBを見合いにして黒死にです。
黒から打って死んではいけませんね。
ただ、この局面では部分的に死んだとしても、全体の攻め合いの可能性もあります。
あくまで部分的な問題として参考にしていただければと思います。
こんにちは。
ご長男とのガチ九子・八子いいですね。
また、時間ができたら、私も九子から鍛え直してもらいに伺いたいと思います。その節は、よろしくお願いします。
コメントありがとうございます!
九子はご勘弁ください(笑)
でも、いつでもお待ちしております!