一回戦の中国戦が始まりました。
握ってこちらの黒番でした。
黒番の場合は1、3、5手目までの作戦は決めていましたが、あとは変化も多いので詳細は決めていません。成り行き任せです。
最初の定石だけで、25手くらいまでいきましたが、その後、最初の戦いが始まりました。
永代が読み違いを二回ほどしているも(局後に判明)、着手を選択する場面はなく、小田が全てを切り抜けていきました(笑)
局後に小田から読み違いを指摘されて、あ然。
でも、永代の言い訳は「自分には選択をする順番はなかった、だから大丈夫だった」
無理なごまかしをしておきました(笑)
順番の妙で運をつかみ、あとは押し切った感じです。
盤上だけで考えると、完勝です。
でも、水面下の読みの戦いでは永代だけが完敗です(笑)
特に中国ペアの男性はすごく強かったです。
検討を見ていて、何を話しているかは分からないのですが、盤上に示していた手を見るだけで、小田と二人で「なるほどねぇ・・・」と言うよりありませんでした。
多分、男性の方はアマで世界クラスの人だと思います。
しかし、個人の力で勝っていても、ペア碁は簡単にはいきません。
中国ペアは局後に、「相手のペアは息が合っていた」と言ったそうです。(NHK囲碁フォーカスの取材チームより)
それでも、小田は・・・・。
小田 「そんなに息が合ってたかなぁ・・・。」
とぽつり。(NHK囲碁フォーカスの取材に対して)
一回戦については、自分は何も言う事はありません・・・。(というより何も言えません)