興味深い記事を見つけたのでシェア。
— 林敏浩 (海峰棋院院長) (@mhlpanda_limino) September 27, 2021
「AIでの検討はつまらない」
記者:丁浩先生と柯潔先生にお伺いいたします。AI の影響で、最近の若い棋士達は局後の検討をあまりせず、家に帰ってAIで検討するのが普通です。AI の登場によってどのような影響をもたらしたでしょうか?https://t.co/RzxO5AssWF
とても興味深い記事です。
トップ棋士が囲碁AIについての見解を出しています。
聞いている感じは窮屈そうに囲碁を打ってるなぁと感じました。
–
以下は私の個人的な見解です。
私は「AIを基準にした解説がつまらない」です。
正直なところAIの意見はどうでもいいです。
個々の魂と言いますか、個性のぶつかり合いに期待して観戦しているので。
AIの候補手を見ながらの解説は解答が表示されてる謎解きみたいなものと思います。
(これは強くなる気持ちがない人の個人的な意見です)
プロ、又はプロを目指すレベルの人にはAIは必須です。
このご時世で外出しにくいので自宅の勉強にも最適です。
水戸黄門のように結果が分かってるほうが安心して観戦できるという人もいるでしょう。
色んな人がいるのでどこに照準を合わせるかになりますが、最近のAI崇拝傾向には少し首を傾げざるをえません。
解説者はAI判断を見ないようにして解説。視聴者はAIによる形勢判断表示を見ながら解説を聴くくらいがバランスが取れてるかなと思います。
解説者も自分の個性を出していかないと、何のために人間が解説しているの?というところを感じてしまいます。
人間に完璧な正解は求められません。
失敗があるからこそ物語が生まれます。
私は物語のある碁が見たいです。