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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・
2017年3月15日

ジャンボ囲碁大会日記part3

By igosalon

四回戦 団子汁(特盛) 8-7

団子汁はいつも2チーム出場(特盛とおかわり)していて、特盛のほうがいつもエース級を揃えています。今回は3将に多賀文吾さん、4将に平岡聡さんがいました。

そして、自分の相手である6将は北川さんでした。
先日の日韓トップアマ対抗戦でも一緒になり、最近はよく会いますねという流れです(笑)

北川さんとは院生時代によくプロ試験で当たっていたのですが、実は一回も勝ったことがありません・・・。北川さんの棋風は一言で表現すると「やらしい」。
これは悪口のように聞こえますが、碁打ちにとっては最上級の褒め言葉です。
だって、相手が喜ぶような事ばかりをしていたら勝てないですからね。

そして、またもや白番。
3局連続だよー。

内容は序盤から白が主導権を握りながら進みました。
黒の弱い石をもっともっと攻めて得を図れそうな局面もありましたが、深く考えるのをやめて時間優先。
良い勝負でヨセ勝負に入りました。(実際には白が良いと楽観してましたけど)
今回の北川さんは、昔のような感じがなく、とても「爽やかな碁」を打っていました(笑)
あ、「爽やか」は褒め言葉ではないですよ。
何だか非常に打ちやすかったです。

それでも、互角の形勢でしたが、何とかヨセ勝って2目半勝ち。
ヨセには自信がありますし、時間優先で打ったことも作戦の範囲内。
がっちりと勝ち切って、人生初の北川さんに勝利の瞬間でした。
何だかとても嬉しかったです。

しかし、ここでのヨセ勝負でも力を使って、もうこれっぽっちも体力は残されていません。(真っ白に燃え尽きたぜ・・・状態)

チームも総力戦で何とか制して8-7とギリギリの勝ち。
2-5将が全滅したのはかなり響きました。
でも、2-5将をかばうわけではないのですが、ここまでの強豪達との連戦で上位陣は体力を消耗しています。全国大会常連とばかり打っていますからね。

一方、11将から14将の安定感は抜群で、全勝しています。
上位陣がここと入れ替わって、全員が全勝できるか・・・。うん、危ないね。
これは永代監督の采配がピシャリと当たった瞬間だと思います。
ここまでは大将と6将、11-14将が全勝です。

決勝戦につづく

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