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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・
2017年7月31日

瀬川晶司さんとの囲碁エピソード(後半)

By igosalon

囲碁エピソード(前半)はこちら ←クリック

稲葉さん 「永代ーーーーーー!」

永代 「すみませーーーん」(汗)

これまでの話の意味を説明しましょう。

segawa3

黒1が正しい二立三析です。

▲が三線と四線で中央に向かって立っているので二立

黒1が二立の場所から辺に三間でヒラいているので三析

実はというのは昔の言葉で「ヒラキ」を意味するらしいのです。

 

さて、局面を戻しましょう。

segawa4

▲が二立で黒1が三析なので「二立三析」
見た目は合っていますが事実は異なります

▲は四線と四線なので立っていません。並んでいます。

黒1は中央に向かっているのでトビです。
三間トビとなりますので、ヒラキではありません。

これを解釈すると、二並三間」(?)となるのです・・・。

 

ということで、稲葉さんに「きちんと教えなさい!」と怒られるわけです。

それを見た瀬川さんは自分に対して平謝り・・・。
いえいえ、瀬川さんは全然悪くないんですよ・・・。
きちんと教えなかった師匠が悪いんです。

というエピソードでした(笑)

まぁ、ここまで普通に書くと稲葉さんがとても怖い人のように思えますが、それは文章上の問題です。

実は「永代―――!」 も 「きちんと教えなさい!」 もすっごく笑顔で言っています(笑)

稲葉さんを知っている人なら分かると思いますが(笑)

このあたりは観客も大受けだったかと思います。

受けたからまぁ、いいかとかこれは良いブログのネタになるなとか考えていたのはここだけの秘密です。

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